１．購買・在庫管理モジュールの導入目的
◆ 購買コスト削減、仕入単価の低減
（製造業では、原価中で最大のウェート）
◆ 発注入力の統一化、効率化
・ありがちな問題点
- 現行は、１品１様で発注を入力
- 支店仕入と本社仕入で発注入力方法が異なる
- 海外仕入先への発注が煩雑
・解決パターン
- 複数アイテムを１画面で入力できるようにする
- ＥＲＰ標準フローを使用した業務パターンの標準化
◆ より正確・詳細な在庫把握
・ありがちな問題点
- 材料支給の部品在庫が把握できない
- 積送中在庫が把握できない
- 検査中在庫が把握できない
・解決パターン
- ＥＲＰ標準機能で在庫状態（利用可能、検査中など）
毎の数量を把握
- ＥＲＰ標準機能で製品在庫、資材在庫の状況を
保管場所別に把握
◆ 在庫削減
・要件例
- 滞留している余剰在庫の削減
・解決パターン
- 発注点管理による発注からＭＲＰによる発注に変更
◆ 購買リードタイムの短縮
・ありがちな問題点
- 生産月のｎヶ月前に、生産月に必要な部材を全て発注
・解決パターン
- ＭＲＰを使用して、リードタイムに基づく発注を行う
◆ 棚卸業務の効率化
・ありがちな問題点
- 現品票に品番、品名を手書きするのに
相当な時間・手間がかかっている
・解決パターン
- ＥＲＰシステムから現品票を出力して、
現品票の起票時間を短縮
◆ 財務会計との連動・統合
・在庫、買掛金の自動計上
◆ 生産管理との連動・統合
・製造に必要な部品などの手配
◆ 購買コスト削減、仕入単価の低減
（製造業では、原価中で最大のウェート）
◆ 発注入力の統一化、効率化
・ありがちな問題点
- 現行は、１品１様で発注を入力
- 支店仕入と本社仕入で発注入力方法が異なる
- 海外仕入先への発注が煩雑
・解決パターン
- 複数アイテムを１画面で入力できるようにする
- ＥＲＰ標準フローを使用した業務パターンの標準化
◆ より正確・詳細な在庫把握
・ありがちな問題点
- 材料支給の部品在庫が把握できない
- 積送中在庫が把握できない
- 検査中在庫が把握できない
・解決パターン
- ＥＲＰ標準機能で在庫状態（利用可能、検査中など）
毎の数量を把握
- ＥＲＰ標準機能で製品在庫、資材在庫の状況を
保管場所別に把握
◆ 在庫削減
・要件例
- 滞留している余剰在庫の削減
・解決パターン
- 発注点管理による発注からＭＲＰによる発注に変更
◆ 購買リードタイムの短縮
・ありがちな問題点
- 生産月のｎヶ月前に、生産月に必要な部材を全て発注
・解決パターン
- ＭＲＰを使用して、リードタイムに基づく発注を行う
◆ 棚卸業務の効率化
・ありがちな問題点
- 現品票に品番、品名を手書きするのに
相当な時間・手間がかかっている
・解決パターン
- ＥＲＰシステムから現品票を出力して、
現品票の起票時間を短縮
◆ 財務会計との連動・統合
・在庫、買掛金の自動計上
◆ 生産管理との連動・統合
・製造に必要な部品などの手配
２．購買・在庫管理モジュールの検討ポイント
◆ 組織の設定
・会社、購買組織の設定
・倉庫、保管場所の設定
◆ 購買品の分類
・商品
・部品、材料
・消耗品、備品
・設備
・その他固定資産
・委託作業
・工事、修繕
◆ 発注形態
・包括契約
・継続発注
・個別発注
・現金購買
◆ オーダー種別
・購買依頼
・購買見積（依頼）
・購買オーダー
- 通常
- 返品
- 外注
- 直送
- 経費購買（非在庫品）
◆ 発注方式
・ＭＲＰ
・発注点方式
・マニュアル発注
◆ 発注数量
・ロットフォーロット（最も無難）
・丸め数量
・固定数量
・経済的発注量
◆ 発注点、リードタイムの設定
・基準リードタイムの設定
・安全在庫の設定
◆ 価格の設定
・仕入先や、購買数量による単価の変動など
・仮単価の対応
・仕入割引
・諸掛（運送費など）
・仕入割戻（リベート）
・価格の有効期間
・価格設定の優先順位
（品目、品目グループ、仕入先、または仕入先グループ）
◆ 発注内示
見込み／内示の提示（フォーキャストの提供）
◆ オーダー番号
・自動採番
・手入力
◆ 購買オーダーの入力方法
・既存オーダーからのコピー入力
・ＥＲＰのテンプレート機能による入力
・ＥＤＩ
・Ｅｘｃｅｌで入力してＥＲＰにアップロード
◆ 発注先と支払先が違うケース
◆ 経費購買（費用購買）
◆ 無償品
・仕入計上をしない見本品や広告品の在庫管理
◆ 仮発注（仮単価発注）
・(要件例)仮単価発注分については、検収は行うが、
支払にはつながらないようにする。
◆ 複数社購買
・(要件例)複数社に対するオーダーを自動作成させたい。
◆ 承認、権限関連（オーダー変更など）
・購買オーダー承認ルール
- 承認経路、金額など
◆ 入庫関連
・入庫入力の方法
- (例)バーコードによる入庫情報読み取り
・入庫方法（分納の有無など）
・入庫品の検査
・入庫数量（不足、過剰）
・(要件例)数量過剰の入庫・検収ができないようにする
◆ 仕入返品
・返品のタイミングによる処理手順・ルール
入庫後、請求書照合後、支払後
・返品書の出力、再手配
◆ 伝票の取消・修正方法
明細単位でどこまで処理が進んでいるかによって
必要な処理・可能な処理が変わってくる。
◆ 請求書照合
・登録の負荷軽減
- ＥＲＰの請求書照合を不要にする機能を使うかどうか
◆ 分割処理
・分割発注（仕入先、納期など）
・分割納入（分納）
・分割支払
◆ 直送
・得意先への商品直送
・外注先への部品直送
◆ 在庫取引（移動）
・計画外入出庫（在庫調整）
・倉庫間移動
・受注（製番つき）在庫⇔通常在庫
◆ 在庫区分の設定
・利用可能
・検査中
・積送中、通関中
・保留在庫
◆ 在庫移動理由
・移動理由による会計仕訳の設定
◆ ロット管理
・ロット管理の有無
・ロット番号（採番ルールなど）
・ロットトレース
◆ セット製品（例：お中元商品）の在庫管理
◆ 輸入品の扱い
・通関中の在庫ステータス管理
・自社倉庫に入庫したら倉庫間移動で利用可能にする
◆ 棚卸資産の評価方法（売上原価の算出方法）
・ＥＲＰでは、だいたい標準原価か移動平均
◆ 出力帳票
・見積り依頼書
・発注書
・在庫一覧
◆ データ移行
・品目マスター
・仕入先マスター
- 再編、名寄せ
- 経理、購買に分散していた情報を統合
・在庫
・発注残
◆ 運用
・品目マスターの運用
- 品目の新規登録・変更・削除（廃止）
・仕入先マスターの運用
- 購買部門
- 経理部門
・リードタイム、安全在庫などの設定変更
・在庫期間のオープン・クローズ
◆ データ分析
・購買履歴の照会
◆ 組織の設定
・会社、購買組織の設定
・倉庫、保管場所の設定
◆ 購買品の分類
・商品
・部品、材料
・消耗品、備品
・設備
・その他固定資産
・委託作業
・工事、修繕
◆ 発注形態
・包括契約
・継続発注
・個別発注
・現金購買
◆ オーダー種別
・購買依頼
・購買見積（依頼）
・購買オーダー
- 通常
- 返品
- 外注
- 直送
- 経費購買（非在庫品）
◆ 発注方式
・ＭＲＰ
・発注点方式
・マニュアル発注
◆ 発注数量
・ロットフォーロット（最も無難）
・丸め数量
・固定数量
・経済的発注量
◆ 発注点、リードタイムの設定
・基準リードタイムの設定
・安全在庫の設定
◆ 価格の設定
・仕入先や、購買数量による単価の変動など
・仮単価の対応
・仕入割引
・諸掛（運送費など）
・仕入割戻（リベート）
・価格の有効期間
・価格設定の優先順位
（品目、品目グループ、仕入先、または仕入先グループ）
◆ 発注内示
見込み／内示の提示（フォーキャストの提供）
◆ オーダー番号
・自動採番
・手入力
◆ 購買オーダーの入力方法
・既存オーダーからのコピー入力
・ＥＲＰのテンプレート機能による入力
・ＥＤＩ
・Ｅｘｃｅｌで入力してＥＲＰにアップロード
◆ 発注先と支払先が違うケース
◆ 経費購買（費用購買）
◆ 無償品
・仕入計上をしない見本品や広告品の在庫管理
◆ 仮発注（仮単価発注）
・(要件例)仮単価発注分については、検収は行うが、
支払にはつながらないようにする。
◆ 複数社購買
・(要件例)複数社に対するオーダーを自動作成させたい。
◆ 承認、権限関連（オーダー変更など）
・購買オーダー承認ルール
- 承認経路、金額など
◆ 入庫関連
・入庫入力の方法
- (例)バーコードによる入庫情報読み取り
・入庫方法（分納の有無など）
・入庫品の検査
・入庫数量（不足、過剰）
・(要件例)数量過剰の入庫・検収ができないようにする
◆ 仕入返品
・返品のタイミングによる処理手順・ルール
入庫後、請求書照合後、支払後
・返品書の出力、再手配
◆ 伝票の取消・修正方法
明細単位でどこまで処理が進んでいるかによって
必要な処理・可能な処理が変わってくる。
◆ 請求書照合
・登録の負荷軽減
- ＥＲＰの請求書照合を不要にする機能を使うかどうか
◆ 分割処理
・分割発注（仕入先、納期など）
・分割納入（分納）
・分割支払
◆ 直送
・得意先への商品直送
・外注先への部品直送
◆ 在庫取引（移動）
・計画外入出庫（在庫調整）
・倉庫間移動
・受注（製番つき）在庫⇔通常在庫
◆ 在庫区分の設定
・利用可能
・検査中
・積送中、通関中
・保留在庫
◆ 在庫移動理由
・移動理由による会計仕訳の設定
◆ ロット管理
・ロット管理の有無
・ロット番号（採番ルールなど）
・ロットトレース
◆ セット製品（例：お中元商品）の在庫管理
◆ 輸入品の扱い
・通関中の在庫ステータス管理
・自社倉庫に入庫したら倉庫間移動で利用可能にする
◆ 棚卸資産の評価方法（売上原価の算出方法）
・ＥＲＰでは、だいたい標準原価か移動平均
◆ 出力帳票
・見積り依頼書
・発注書
・在庫一覧
◆ データ移行
・品目マスター
・仕入先マスター
- 再編、名寄せ
- 経理、購買に分散していた情報を統合
・在庫
・発注残
◆ 運用
・品目マスターの運用
- 品目の新規登録・変更・削除（廃止）
・仕入先マスターの運用
- 購買部門
- 経理部門
・リードタイム、安全在庫などの設定変更
・在庫期間のオープン・クローズ
◆ データ分析
・購買履歴の照会