オミクロン株集団感染か

韓国で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が6人に増えた。オミクロン株は1日、ナイジェリアから帰国した仁川在住の40代の牧師夫婦の感染が初確認された。夫婦を車に乗せ、空港から自宅に送った30代のウズベキスタン籍の男性の感染も確認された。男性はワクチンを接種していないため、夫婦が新型コロナ陽性と判明した先月25日から自主隔離しなければならなかったが、夫婦が疫学調査で空港からタクシーに乗って帰宅したと虚偽を伝え、男性の隔離が遅れた。男性の家族や知人らも新型コロナの感染が確認され、オミクロン株の感染を調べている。男性の家族が訪れた教会には28日に約800人が訪問したことが分かり、集団感染への懸念が高まっている。男性の家族が訪れた仁川市内の教会=3日、仁川(聯合ニュース)